Think Back(シンクバック) 連れて行きたい革製品 は、現在準備中です。
2024/07/13 10:14
最近ふと考えたことがあります。
それは、なぜ「革」が好きなのかという事。
ただ何となく好き、自分の好みだから好き、という感じで革の特性やメリット、デメリットなどは分かっても具体的に好きな理由を考えたことはありませんでした。
それでも革を好み、自分の職業にまで関係させているのは何かあると思い、初めて革製品を手にした時のことをふり返ってみました。
私が初めて自分のお金で革製品を買ったのは17歳か18歳の頃。高校生の時でした。
大人っぽい財布が欲しかった私は「大人っぽいといえば革だろう」と思い、革財布を探しに福岡市内の百貨店へ。
たくさんの財布が並ぶ中、私は目についたものをじっくり見たり触ってみたりしながら好みの財布を探していきます。
そこで革製のラウンドファスナータイプの長財布に一目惚れ!
濃い茶色の革にロゴマークの刻印がさり気なく付いた、シンプルだけど上品さのあるお財布でした。
「これだ!」と思いすぐに購入。その後5年ほど大事に使い、最後は感謝を伝えてお別れしました。
今思えばその時の革製品の見た目、触り心地、匂いなどがいい思い出、経験となって私の中に残っていることが、私が革が好きな理由だと思います。
また、使っていくうちに経年変化していく事や革特有の温かみを感じられたりと、使う「心地良さ」を得られたことも良い思い出、経験となっています。
私は革製品は半分必需品で半分嗜好品だと思っています。
バッグや財布などは必需品という感じがしますが、その素材は革でなくても良いはずです。
革よりも安くて、丈夫で、軽い素材はたくさんあります。
それでも好きで革製品を使い、革と関わりのある事をやっているのは、初めて革製品を手にした時の思い出と経験が私の中に残っているからでしょう。
使う側から作る側にもなった今、好き度合いは以前よりも増している気がします。
当時の私のように革に触れ、良い思い出や使う心地良さを感じる人が増えていくといいなと思っております。
そのきっかけがThink Backの製品であればなおさら。